2009年09月記事

I と You の違い- 主語の大切さ

category:英語と日本語
tag:英語の主語

昨日ちらりと、視点のブレのお話をしたけれど、今回はその続き。まずは、昨日の例文から。

I found out that people at most tourist spots in Seoul speak either English or Japanese,
so I didn't have any trouble there.
Besides, their subway system was quite easy to understand,
and I could always find someone to assist me
at the vendin ticket machine area.
However, in the street things didn't work as smoothly.
I needed to show a map and communicated through body language
because most of them spoke only Korean.


この「私が主体」の文をちょっと加工して、YOU を主体に変えてみる。続きを読む
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英文の視点

category:英語日記と役立つ英文法
tag:英語の主語

Mixiで英語日記の添削をし合っているのだけれど、この夏、ふとした事がきっかけで、飛躍的に読みやすくて面白い日記を書くようになった方がいたので、その例をご紹介しようと思う。

飛躍的に英語を書く力が伸びた原因は、「視点のブレ」に気付いたから。

ご本人の承諾も得られたので、ちょっと例を出してお話しようと思う。

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If only I were a gambler

category:使える英語表現
tag:仮定法 気の利いた一言

以前仮定法の気持ちで、「仮定法とはとは何かというと、「現実ではない話」をする時に使うもの」というお話をした。

基本的に変身願望とか、"If I were you" で提案したりする時に多く使われる表現法だけれど、ちょっと上手い使い方を思い出したので、ご紹介。続きを読む
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通訳の凄さ

category:脳ミソと英語(英語勉強法)
tag:通訳・翻訳

リビアの最高指導者カダフィ大佐が国連で15分の制限時間を無視して約1時間半壇上で話し続けたというニュースを聞き、思わず「通訳の人は大丈夫だったのだろうか。」と思ったら、やっぱりクタクタに疲れたそう。

以前読んだ「ロシアは今日も荒れ模様」という本の中で、著者の故米原万里さんが、ゴルバチョフ大統領時代に同時通訳をし、やはりヘトヘトになったという事が書いてあったからだ。

この本によれば、10分以上の
同時通訳は二人三脚でというのが鉄則らしい。(Wikiによれば15分)ところが、「ロシア語通訳者不足の為30分を一人で」と無茶な仕事だった上に、当のゴルバチョフ氏が2時間たってもまだ話していたそうで、死ぬんじゃないかと思ったところに、番組が終了して助かったという事があったそうだ。
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Constructive Criticism

category:使える英語表現
tag:同情・批判

鳩山首相が国連で温室効果ガスの90年比25%削減を挙げたり、八ン場ダムの中止問題とか、JALへの公的資金投入とか、様々なニュースが流れるついでに、ワイドショーに限らず首相夫人の歌声が流れるようになった昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか。

こういう「期待を担った政府」に対する態度って、どうもいつも「気にいらねぇ!」と文句を言っていた私のようなタイプは、どういう態度を取るべきか、ちょっと困る。

困って少し考えた。「建設的な批判のできる人間になりたい。」と。

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3つの映画の人生観

category:芝居・映画の事など
tag:映画感想

母がアニー・ホールを借りてきた。ダイアン・キートンは好きだけれど、大のウッディ・アレン嫌いなのに何故?と思うたが、案の定観ている最中に眠ってしまった。

私自身は、彼のウダウダした世界と機知に富んだ会話は好きだし、アニー・ホールも以前観ているのだけれど、今回はそんなに入り込めなかった。

前々日に、おくりびとを観、その前に画家と庭師とカンパーニュを観ていて、「人生のじんわり」感を持っていたので、どうも彼の「ウダウダ世界」があまりにも卑小でどうでもよく感じてしまったのだ。

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おくりびと にみる日本

category:芝居・映画の事など
tag:映画感想

昨日テレビで映画「おくりびと」観た。久々に観た日本映画、「日本らしさ」が沢山あってシミジミ。今度はDVD借りてCM無しでゆっくり観ようかなと思う。そろそろ新作特別料金ではないだろうし。。。

どうして、ここまでけち臭くなるかと言うとアカデミー賞受賞時に書いたブログ記事にもあるように、「観てみたい」と思う一方で、主役二人の演技力に?マークを持っているから。周りの役者人は整っているが、主役が怪しいのでは、なかなか二の足を踏む。


で、丁度良くテレビで放映していたので見てみたが、本木雅弘こと、モックンは予想に反する部分があったけれど、広末涼子氏期待を裏切らずというところだった。
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知ったこっちゃない

category:使える英語表現
tag:英会話表現

昨日、映画サブウェイ123について書いたけれど、正確にはサブウェイ123 激突だったらしい。原題は、The Taking of Pelham 123 で、「激突」していないし、内容的にも「激突」感がないのに、何でこういう邦題をつけるのだろう。

激突!」ならスティーブン・スピルバーグ監督の作品の方がハラハラ感は上。ストーリーも何も無いが「映像が作り出せるもの」を最大限に生かした作品だと思う。原題 Duel も「決闘」という意味だから翻訳としても許容範囲だと思う。

って、そういう事を話したかったのではなくて、The Taking of Pelham 123 の中に出てきた
It's not my problem.
という台詞について。
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サブウェイ123

category:芝居・映画の事など
tag:映画感想

何でもアリなニューヨーク。「街中で銃撃戦が起ったら」とか「地下鉄ハイジャックなんて事が起ったら」なんて考えていたら生活できないから、当然そんな事考えもしないけれど、あり得そうだから怖い。

サブウェイ123(原題:The Taking of Pelham 123)もそういう意味ではリアリティがある話なのだけれど、映画自体はエンターテイメント性を追求しきってスピード感溢れる出来になっている。

ドキドキ感があって充分楽しめるのだけれど、それ以上何か心にジンと残るような何かがあるかというと、そういうものは無い。

「琴線に触れる」ようなモノをこういう映画に求めてはいけないのだろうけれど、役者陣も良いし、夫々のキャラクターに「人間」としての深みの片鱗を見るだけにちょっともったいない感が残るような、そんな映画であった。
ネタバレ無し 続きを読む
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Will You Marry Me

category:英語日記と役立つ英文法
tag:助動詞 英語の時制

ここ数日 WILL と BE GOING TO の違いの話をしてきたけれど、その違いを知るのに良い例がある。

Will you marry me?
はご存知の通りプロポーズの言葉。この場合、WILL は相手の意思を聞いている。

Will you 〜? はよく依頼表現として使われるけれど基本は相手の意思を聞いている表現。そこから転じて「〜してくれませんか?」となる。

この「意思」を表す表現を、BE GOING TO にしてしまうと大きなズレが生じてしまう。
Are you going to marry me?
には、"Will you marry me?" のようなロマンティックな響きは全然ない。
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