今月に入り、NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」を毎週観ていた。
明治という時代の国としての若さ、躍動感が伝わってきて、久々に「日本もちゃんとドラマ作れるではないか!」と感動したのである。
実は日本に帰ってきて初めて観たドラマである。なんといってもキチンと役者が揃って作られているドラマなので、安心して観ていられたのが良い。「学芸会をテレビで放送するなよ」と悪態つかなくて済んだ。
司馬遼太郎氏は私の好きな作家で、「坂の上の雲」は読んだ事がないけれど話が良いとは容易に想像がついた。
でも、語り手たちがどれほどか。。。という不安がいつも日本のドラマにはついてきていたが、このドラマは魅力的な役者が数多く出ていた。
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