私の仕事場はオフ・オフ・ブロードウェイ。お金ない・人無い・夢だけはあるという世界。皆、どこかで、いつかこの世界だけで生きていけたらと思いながら、別の仕事をしつつ舞台を続けている。
舞台役者の人達は、ウェイター・ウェイトレスの仕事をしながら、時折、オフ・オフ・ブロードウェイの舞台に立つ。ちょっと良ければ、学校の演技の先生の仕事をしたり、ちょっと大きな劇団の事務仕事をしたりしている。
皆他の仕事をしながら作られるオフ・オフ・ブロードウェイだけれど、「片手間」なはずの芝居の方が、実際に収入を得ている仕事より集中してしまうという。
舞台世界で生きる人間達の性とでもいうべきか。
今、上演中のミュージカルのダンサーも「今度、ブロードウェイ・ショウのスウィングのオーディションがあるのだけれど、こっちで忙しすぎて全然準備ができていない。」と嘆いていた。
そんな風に、「疲れた」「忙しい」と連発しながら皆芝居作りをしているのだけれど、概して裏方の人間より、表方の役者の方が、気持ちがポジティブだ。
裏方以上に、お金の入ってこない役者の人達なのだけれど、色々嘆きつつも、「ま、何とかなるさ」というエネルギーがある。
役者は体が資本。彼らの健康への気遣いとか、食事・適度な運動への気遣いは結構すごい。
映画スターとかになると、その奔放生活がメディアに取り上げられる事多いけれど、普通の役者達は、結構キチンとした生活のリズムを作ろうと努力している人が多いのに驚かされる。
健康な心は健康な体に宿るというけれど、役者の人達の保っている「元気」エネルギーは、案外、健康に気を使っているからではないかなと思う。
その点、裏方は不健康な生活を送っている人が多いですね。
衣装デザイナーは見た目も小奇麗にしていて健康的な人が多いけれど、舞台デザイナーや照明デザイナーは、仕事が入ると食べない・寝ないと根詰めるタイプが多いように思う。
私も、気付くと1日なにも食べないなんて事ある。よろしくないですね。
桜の英語四方山話へようこそ
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