ニューヨークの地下鉄はありえないことだらけ。週末の地下鉄運行状況なんぞは最悪である。絶対、どこかの線がストップしたり、ルート変更したりする。絶対に起ることなので、週末の路線変更・運行停止は覚悟しておくべき事項。
路線変更は、資源の無駄遣いとしか思えないくらい、駅のあちこちに張られているので、その点は問題ない。ただし、そのタイミングは、週末に変更するのに、変更直前の金曜日の夜も更けた頃、かったるそうに駅員がペタペタ貼っているなんて事もある。
しかも、貼ってあるのは、当の路線変更している駅のみで、乗換えるつもりで、階段を上ったり降りたりしたあと、電車が走っていない事を発見するのもしばしば。
地下鉄だって一応親切心を働かせて、駅に1,2枚程度、前線の変更を書いている紙も貼ってはくれている。また、「MTAのホームページで、確認してね」なんて啓蒙活動も行っている。
が、地下鉄の悪口を言うのは、ニューヨーカーの慣わし。そんなMTAの必死の活動(?)など無視して、「またかよ。」「最悪」と「どうなってるの?」と連呼する。
週末休める人は良いが、休みのない私など、普段でさえ1時間かかる劇場に、本日は1時間半かかり、初日を控えてやること一杯あるのにと、超イライラな朝。帰りも当然、電車を待つ時間が長くて、やっぱりイライラ。
が、最後の最後で、楽しませてくれるのも、ニューヨークの地下鉄。
ブルックリン中部の我が家に近づくにつれ、だんだん人気がなくなった車内にに、何処からともなく、歌声が。
社内で歌う人は、無視するか、楽しむか、どちらかであるが、明らかに、前者のタイプな入り込みよう。
声も微妙に篭ってい変なので、どうも気になり横目で車内を見てみると、誰も歌ってなどいない…。
どちらかというと、前の車両から聞こえてくる感じだが、私は先頭車両にいる…。
「まさか、運転手?」
お仕事の最中に、大声をがなりたてるというのは、アリなのか?
まるでシャワーを浴びながら気持ちよく歌っているような感じ。狭い運転席ではいい具合に響くのかもしれない。
そのうち、徐々に周りの人も、「何か変な声が聞こえてくる」という顔をしながら、周囲を伺い、「まさか運転手?」という顔をし始めた。
ものすごく迷惑そうな顔をする人、ちょっとニタつく人、反応は様々。ニタついた人と目が合い、二人でさらにニタついた。疲れきった一日を、ほぐしてくれるような出来事だった。
桜の英語四方山話へようこそ
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