理科の実験でダイナマイト

category:ニューヨーク
tag:Kの話

まだまだ、K の話は続く。 元々お喋り好きな彼、先日の夕食では一週間分のブログネタを提供してくれた。

私の友人にお金が集まったら、映画化もされるかもしれない。映画化はもっと先のことだろうから、まずはブログで先取り(?)本日は K の話、第三弾。

彼が16歳の時、クラスに1人の天才がいた。

幸運にも(?)化学のクラスで同じグループになった K 。自由研究の課題は、その天才の、「ダイナマイト作ろうぜ」の一言で決まった。

理科の教師は、彼らの研究課題を聞いて鼻で笑った。
「作れるものなら、作ってみな。でも、気をつけろよ。一歩間違ったら、お前らの家もろごと吹っ飛ぶからな。」

そういえば、生徒はビビッてやらないとでも思ったのだろう。

が、好奇心旺盛な彼らの反応は違った。ニトログリセリンの安全な精製方法を調べ上げたのである。


安全と言うのは語弊があるかも知れないが、「コレを間違わずに行えば、家庭でもニトログリセリンが作れます。」という方法を文献の中から見つけ出した。

今だに記憶は鮮明のようで、目を輝かせて、彼は話を続ける。

鍋、コンロ、洗面器に、チューブやグラス等の家庭用品が色々繋がって、石鹸という、コチラも極めて家庭的なものから、最終的に糸にニトログリセリンが染み込むという仕組みを、身振り手振りも交えて話してくれた。

自由研究発表の日、彼らは、ニトログリセリンを含んだ糸を持って、学校に登校。

そして、糸から、ニトログリセリンをちょこっと再摘出して、小さな爆発を実験室で起こした。


スゲー!!
クラス中は大騒ぎになり、理科の教師は放心状態となる。
やっとこさ、
「ど、どーやって。」と言うのが精一杯だったらしい。

この実験の為に、その天才が読んだ本は数知れず。


"If a genious like him had become a doctor or something, he would have found an effective drug for HIV by now."

彼は、仮定法で、「奴みたいな天才が医者になっていたら、今頃エイズの特効薬でも発明しただろうよ。」と言った。

彼は、今、医者ではない。

その話は、明日に続く。




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2008年12月03日

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Excerpt: 人生は映画より奇なりから5日分のブログネタをくれた、K のクリスマス・ストーリー。 高級売春婦を連れて日本に行ったり、理科の実験でダイナマイトを作ったり、マフィアのガードマン等をした K がニューヨ..
Weblog: 桜の英語四方山話(時々旅行・芝居・映画) | 2009-04-15
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