引越しの片づけで家に篭っているので、どうもネタもなく、片づけをさっさと済ませれば良いのに、モノを捨てるという行為に精神がやられて、ついつい、ネットに逃げている、あまり有意義に始まっていない新年ですが、皆様は如何でしょうか?
Mixiなんぞでニュースの反応を見ていますと、自己責任論が多いことに改めて驚きます。TVでそんな事を言う人もいるようですし、挙句の果てには、社会システムを構築する責任者である政治家までが、そんな調子だから、絶句。
その昔、贅の限りを尽くして生活していた女王様が、「パンがなければ、お菓子を食べればよいのに」と言ったとか言わないとかありますが、そんなに優雅な生活を送る方達が多いのでしょうか?
そりゃ、TVでアホな事を言っても年収億稼げるような方とか、物事を政策の結果として分析する能力に欠けている政治家とかは、贅沢度が庶民とかけ離れているから、理解できます。
でもね、「自己責任論」を言う殆んどの方は、「自分だって苦労してこの立場を維持しているんだ。お前が出来ないのは、お前の責任だ。」という、余裕の無さからきていると感ぜられて仕方ない。
「税金を、怠け者の為に使う事は許せない。」という方、食べられない人を大量生産してしまったら、治安維持の為に相当の税金を費やす事になりますよ。(アメリカが良い例)
それに、社会不安が巻き起こす経済悪化とかそうした影響も考えて、そういう台詞を言っているのでしょうか。
この「自己責任」という言葉がここまで増大した背景には、アメリカ的自由主義経済が好きだった、元首相の存在が大きいように思います。
私もね、実は日本型経済システムよりも、この自由主義経済の「思想」の方が好きです。でもね、アメリカにあって日本には無いものが沢山ある中で、元首相さんはこの思想を日本に導入してしまったと思うのですね。
何がないかと言いますと、まず「逆転」できる場所です。
私は、ニューヨークの公立の大学、つまり中流家庭以下の家庭出身の人達が多い大学に通ったのですけれど、高校卒業して直ぐ入学した学生は全体の60%ぐらいだと思います。
会計やビジネス系では、若い方が少なかったかも。「社会人入学」なんて枠すらないわけですよ。
就職時も年齢聞かれません(違法です)。以前職歴があり、学士を取得した40代子持ち女性の方が、職歴0の大学新卒男性よりも有利なのです。
でも、日本では、新卒時期に就職する機会を失うと、そこでまず、後退。その前に、どこの大学に行ったかでも格差があり、さらに言えば、住んでいる地域でも格差がある。
数本しかないレールにキチンと乗れないと、チャンスはほぼ皆無な社会なのです。
格差は、アメリカにもありますよ。日本よりあります。でも、それを飛び越えるシステムと支える思想が、アメリカにはあるのですね(貧困層はまず軍隊というシステムはキライだけど)。
「マクドナルドで人生を終わらせるつもりはない」と、会計の勉強をする高校生を持つ母親とか、16で子供を生み、子供を大学内にある託児所に預けながら授業を受ける20歳の女の子とか、そういう人が、全然目立たないのです。
チャンスを掴みたかったら、そこに「枠」は無いのですね。
私は、フリーターも正社員も日本でしたので、ハッキリ言いますけれど、この両者を分けるのは、「運」ですよ。
フリーターになったのは、史上最悪の就職難の時期で、仕事が見つからなかった。正社員になったのは、中途採用を大量に雇う企業があったから。
私の質に何の代わりもありませんでした。でも、保障されるものは雲泥の差。
仕事の立場なんて、人間の質を表すもんでは無いですよ。正社員で、パート以下の仕事しかしない人も山のように見ましたし、「時給700円しかくれない会社の為に、そこまですることないよ。」と言ってあげたくなったパートさんも数多くいました。
「自分だって苦労してこの立場を維持しているんだ。お前が出来ないのは、お前の責任だ。」という発想で「自己責任論」を展開している方は、気をつけた方が良いですよ。
社会システムの不備の結果を個人の責任に押し付けていると、自分にその不備の結果が襲ってきた時、自分を守る事が出来なくなります。
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日本の英語教育に革命をもたらす為(?)「


政治家が経営者の側を見ているのは、経営者の側の方が、政治に熱心だからだと思いますよ。お金もありますし。
ですから、労働者の側も、政治に熱心にならないと、この状況は変わらないでしょうし、落選して、永田町でテント生活なんて事にもならないでしょうね。
政治家の当落は、『運』ではありませんから、テント生活が起きても、『自己責任』でしょうね。