大道芸人の技

category:パリ
tag:大道芸人

ニューヨークの大道芸で良く見たのは、アクロバット系。あとゴスペルなどにも、心躍らされた事が多かった。どちらかというと、グループ系のものに気を引かれることが多く、単独パフォーマーで、スゴイ!と思った人は、正直いなかったかな。

タイムズ・スクエアで、星条旗のトランクスにカウボーイ・ハット、ブーツのいでたちで、ギターをしょって歌うお兄ちゃん(オジサン?)なんて、奇抜な人はいても、「技」そのものに惹かれた人は、覚えていない。

でもパリでは、先日個人芸のスゴイ人を見つけたのでご紹介。
パリ 大道芸


この人のスゴイ所は、たった一人で何百人もの観衆を一時間近くにわたって惹き付ける「気」と技。

FiliipさんのウェブサイトのTOPページを見てもらえればわかるけれど、彼の表情の豊かさは、尋常ではない。しかも、それを体全体で表現する術を得ているのである。

奇抜な服装でも、奇抜なアクションでもないが、人を惹きつける技は、今までみた大道芸の中でもピカイチだった。

大道芸成功の秘訣4か条の一つ、ロケーションはポンピドゥー・センターの前。そこに1人達、通行人達に視線を送りながらパントマイムでコンタクトを取り始める。

実は、私は用事があったので、彼のパフォーマンスを見続けてはいないのだが、小一時間して、戻ってきたら、上写真のような人だかりが出来ていた。

観客参加型のパフォーマンス形態で、続々と人を集め続けていたのだろう。


実は、私も、彼のパフォーマンスのちょっとした餌食になってしまった。明るいレンガ色のコートが目立ったのか、白人が多い中のアジア人だったからなのか、フランス語と英語を巧みにつかいながら話す彼がいきなり、
「xxxxxxxxx!」
と私の方に向かって叫んだのである。

思わず、"Me?" とリアクションをとってしまったからだろうか。

その後、彼は私の方に
「xxxxxxxxxxx!」
と中国語を真似た音で向かってきたのである。

ン百人を相手にするような「気」に勝てる私ではない。思わず人の背後に隠れようとすると、彼は追いかけてきて、中国京劇風(あるいみ差別的動きなのだがおもしろいから許す)を行い、舞台に戻っていった。


唯一彼が不出来だったのは集金力。パフォーマンスの後に、真っ赤な傘を開き、集金を始めたのだが、何せたった一人だから、「お金を払おう」という意志のある人しか払える状態ではない。

「払おうかな」という意志の人は確実に逃していて、コレだけの人を集めているわりには、おそらく「残念」な結果になっていると思う。


もっとも、お金を得ることだけが彼の目的かどうかという部分もあるので、なんともいえず。

彼の写真を撮っていた人達(私も含め)に、ウェブサイトのアドレスの載った名刺を配っていたし。もっとも、ウェブサイト自体も、彼の大道芸人としてのスゴさに比べて、素人臭い。なんか、ツメが甘い感じは否めないかな。




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2009年03月04日

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パリ 日曜日散歩
Excerpt: 以前紹介したポンピドゥーの大道芸人、フィリップさん。今週は日本人の男の子が餌食になっていた。赤いトレーナーを着た彼。大勢の観客を前に、テレながらも大胆にラブシーンを演じて、なかなか度胸が良い人だった。..
Weblog: 桜の英語四方山話(時々ニューヨーク) | 2009-03-16
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