I と You の違い- 主語の大切さ

category:英語と日本語
tag:英語の主語

昨日ちらりと、視点のブレのお話をしたけれど、今回はその続き。まずは、昨日の例文から。

I found out that people at most tourist spots in Seoul speak either English or Japanese,
so I didn't have any trouble there.
Besides, their subway system was quite easy to understand,
and I could always find someone to assist me
at the vendin ticket machine area.
However, in the street things didn't work as smoothly.
I needed to show a map and communicated through body language
because most of them spoke only Korean.


この「私が主体」の文をちょっと加工して、YOU を主体に変えてみる。
People at most tourist spots in Seoul speak either English or Japanese,
so you won't have any trouble there.
Besides, their subway system is quite easy to understand,
and you can always find someone to assist you at the vendin ticket machine area.
However, in the street things won't work as smoothly. You need to show a map and communicate through body language because most of them speak only Korean.


なんと「私」を「あなた」に変えたら「私の旅行日記」から「ガイドブック調」に変身してしまった。

I found out that を削除したり、時制を過去形から現在形に変えたり、「主語を変えただけ」ではないけれど、それでも文のイメージが大きく変わるでしょう?


I を主語にするか、と you を主語にするかでは視点の移動が起きている。だから、これだけイメージの違いが生まれるのだ。


E さんの原文では、文中でその移動が起きている。
--ここから--
==Seoul Trip==
I found out that people at most tourist spots speak either English or Japanese.
When I needed to ask someone a direction on the street,
I showed a map and communicated through body language.
Also, their subway system was quite easy to follow,
and there was always someone who could assist you
at a vending ticket machine area.

--ここまで--


こういう事はネイティブのブログを読んでいても起きることだし、会話では日常茶飯事なこと。

ただ、あうんの呼吸のある会話と違って、書き言葉では、このような視点のブレが、文をわかりにくくすることが多い。

今回の例はそんなに気になる程ではないけれど、日本人が書く英文は、普段主語を意識せずに使う日本語のせいで、この「主体」が入れ替わることが多い。

でも、英語では、"I" を中心にするかYOU を中心にするかで、ここまで印象が変わってきてしまうのである。


主語は、「何をどう伝えるか」で決まる。
「私の旅行記」なのか「ガイドブック風」なのか、I か You の違いはそんな風に表れるのである。

明日は、I でも You でもない日記をご披露。
これもまた、当然の事ながらイメージが変わる。

↓カテゴリ100位内目指してます。
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2009年09月30日

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Excerpt: さてさて、昨日は、I と You の主語の違いが、大きく英文のイメージを変えるというお話をしたけれど、今日は、I も You も使わない場合は、どうなるか というお話。 案外、こうした英文を書く日本..
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