というのも、パリに行った時殆ど英語しか使わずに過ごした私、とりたて困ることも無かったし、皆結構英語を話してくれたのである。
もちろん、英語が通じない事もあったが、「話せるのに話さない」ではなく、本当に「話せない」というパターンではないかと思うのである。
実際、私の彼氏に言わせると、英語の話せるフランス人は限られているらしい。それ故に彼氏も学科でトップの成績ではなかったが「英語を話せる」という条件化の下で交換留学の権利を得たとの事。
母国語のブルガリア語に加えて、フランス語と英語は日常生活に不自由しないレベルかつロシア語とドイツ語も少々という、関心する前に腹が立つような奴から言わせると「フランス人は語学が出来ない」のだそうだ。
言葉に対するプライドが高すぎるために、あまり語学学習に熱心ではないという話だが、「話せない」と言われるより「話さない」と思われた方が、彼らのプライドに合致するというところか。
そういえば、ポンピドゥーの前でボケーッとしていたら、十代ぐらいの男の子に、「モネ、モネ」と言われ、
「フランス語話せない」と言ったら、
"English. モネ、モネ."
と言われ続けた。
ルーブル美術館やオルセー美術館の前なら、Monet(モネ)もわかるけれど、何で現代美術館の前でモネ?とわけわからず、
「何言っているかわからん」
と言ったら、横から別の人が、
"He is asking you some money."
と...。
money は、フランス語読みすると 「モネ」らしい。
要するにお金をせびられていたのである。
ちなみに、日本語だとお金をマネーと言うが、英語は『マニ』の方が通じやすい。念のため。
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