運命の人

category:私日記
tag:恋愛英語

私の友人は、12月上旬から2週間にわたり、アメリカ・カリフォルニア州の数都市を一人旅してきた。有給休暇を全部年内に消化しなければならないという、ラッキーな職場である。

海外旅行、独身女一人旅といえば、やっぱり心の隅のどこかで「運命的な出会い」を期待してしまうが、そんな「出会い」にあうことは、まず無い。

が、彼女は、そんな「運命」に出会ってしまったのである。


2009年最後の日記はそんなお話。

彼女が、午後の緩い日差しの中、海岸を散歩していた時の事。メキシカン系の男の子にナンパされた。

背は低いが中々ルックスの良い男の子。どう見ても20前後で明らかに自分を若く見すぎてのナンパか、女の年など気にしないかどちらかというタイプ。

ちょこっと話をしていたら、段々調子に乗ってきて、散歩していたら、いきなり肩を組もうとしてきた。

「あ、私、そういう気ないから。」
と言うと、一旦は引き下がるも、直ぐに手をつなごうとしてくる。

「ちょっと、止めてくれる?そういうつもりなら、私もう帰るわ。」と去ろうとするが、「一緒にお茶しよう。」とついてくる。

「スーパーで晩御飯の買い物したら、ユースに帰るの。ついてこないで。」と冷たくあしらうも、全く引き下がる気配なし。


結局スーパーにも付いてきて、買い物を手伝ってくれ、1ガロン(約3.8リットル)の大きな水を含めて全部荷物を持ってくれたそう。

それは有難いが、しつこい。

そんなわけでユースの前で、「じゃぁね。」と別れようとすると、
「メールアドレス教えてよ。」としつこく言われた。


"If we have a destiny, we will meet again. Then, I will tell you my E-mail address."
「もし運命があれば、また会うでしょ。その時にメールアドレス教えるわよ。」
と言い捨てて、彼をおいてユースに戻った。


そして、2日後、彼女の帰国1日前、同じように海岸を散歩していると、「○○!」と叫ぶ声が…。ここに知り合いはいないはず…と振り返ると、例のメキシカンが…。


なまじ、"a destiny " なんて使ってしまったもんだから、相手は調子に乗っている。

「いや、明日帰るから。疲れてるから。他の友達と夜飲む約束してるから」とありとあらゆる理由を言って、全身で「お前に興味はない」というオーラを出すも、情熱のラテン系は、ユースに戻るまでずっと付いてきた。

結局彼女はメールアドレスを教える事も無く、その「運命の彼」とは別れたのであった。


私自身、しつこいナンパには、
"If we have a destiny, we will meet again. Then."
と逃げ台詞に使っていたが、本当にまた会ったことはない。


案外、やっぱり 「"the destiny" だったんじゃないの?」と言うと、
「本当に、運命の人だったら良いなぁと言う人には出あったの!ちゃんとメールアドレスも交換したの!向こうは全然そんな気無いだろうけれど。」
と友人。

なんとも聞き捨てならぬセリフではあるが、単に2回ほど一緒に飲んだだけだそうだ。それも他にもユースで知り合った人付きで。


ま、それでも、「もしかしたら」があるかも知れないのが、旅行の面白さ。実際、異国での出会いが縁で、結婚に至ったカップルを何組か知っている。

本当の運命の出会いは、案外あるものなのである。



そんなわけで、来年は何か良い運命に出会いますように。

皆様、良いお年を。

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2009年12月31日

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