というのも、日本語の形容詞節をそのまま単純に英語の形容詞節にしてしまうと、読みにくい英文ができてしまう事が多いから。
特に英語日記を書いている方は注意してもらいたい点。英語では、be 動詞の形容詞節は滅多に使わない。
「机の上にある本は、私のです。」
The book which is on the table is mine.
と言うよりも、
The book on the table is mine.
と前置詞だけにしてしまったほうが読みやすい。
Tokyo, which is the capital of Japan, has about 13 million population.
は、
Tokyo, the capital of Japan, has about 13 million population.
の方がスッキリしている。
Raw fish which is not fresh tastes awful.
なんて、まどろっこしいけれど、
Old raw fish tastes awful.
なら簡潔。
be動詞に限らず、前置詞を使った方が一般的な言い回しはゴマンとある。
先日の記事で出した例文、
I made a friend who came from Tokyo.
は
I made a friend from Tokyo.
の方が自然だし、
I bought a dress which had a pink bow.
は、
I bought a dress with a pink bow.
「赤いドレスを着た女の子を見た」は
I saw a girl in a red dress.
の方が、
I saw a girl who wore a red dress.
より自然。
「〜来た○○」「〜の付いた○○」「〜を着た○○」は、日本語では良く使う表現だけれど、英語の場合、○○ from 〜、○○ with 〜、 ○○ in 〜 なんて言い方の方が一般的。
そういう「日本語からの直訳」ではない、英語らしい言い回しを覚えることも大切。
2つの文を形容詞節を使って一つにするというドリル練習は、キチンと英語構造を理解するのには役立つけれど、決して形容詞節の考え方、使い方まで教えてくれるわけではない事を肝に命じておくことが必要なのである。
今週は、ちょっと固めの英文法の話だったので、明日は気分を変えて、友達が送ってきたおもしろ画像+映像をお送りしたいと思う。見たら爆笑間違いなし!
↓カテゴリ100位内目指してます。
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