We have English speaker.
う…。なんか妙な感じ。an English speaker でも、English speakers でもないという間違いは別としても、なんか変。
確かに英語の have は色んなものを持つ。
I have a brother and a sister.
と言えるように、 別に have を使うことは間違いではない。
でもなんか落ち着かない。今日はそんなお話。
「英語の話せるスタッフがおります。」と言う時よく使うのは、
English-speaking staff is/are available.
看板や新聞の見出しでは be動詞を省くことが多いから、
English-speaking staff available
でも良い。
English-speaking staff を English speakers にするパターンもOK。
English Speakers Available
頭文字を全部大文字にすると看板にピッタリ来る感じ。
で、問題の、We have という表現。
We have English-speaking staff.
ならよく見るし、妙な感じはしない。
「英語を話せるスタッフおります。」という感じ。
ただ、 We have English speakers.だけだと漠然とした感じがして「だから?」って反応したくなる。
例えば、
We have English speakers on staff
と入れてもらえると、「英語を話せるスタッフおります。」という感じに落ち着くのだが。
English Speakers Available
もそういう意味では
English-speaking staff available.
より漠然としているわけだけれど、available という言葉がある分、「お客さんに対して」という方向性が見え、落ち着くような。
うーん、上手く説明できない、このモヤモヤ感。単に頻度の問題で違和感を覚える覚えないの問題か…。
ちょっと視点を変えて、
English-speaking staff available
を翻訳機にかけてみる。
すると出てきたのが、
英語を話すスタッフは利用可能です。
こんな看板をどこかで見たら、どの程度日本語が話せるか、だいたい想像はつく。一応意味が理解できる日本語だが、妙な印象を残す話し方をするスタッフがいるのだろう。
そういう意味では、
We have English speaker.
日本人の苦手な冠詞が見事に抜けて、スタッフの英語力を予測させる役割も果たしていると言える。
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